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メインページ  24時間レースのあゆみ  ワークスのご紹介
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計測後記 (サブタイトル;将来のチーム監督の為に)

テクニカルなページを。。。というご要望にお答えして、97年結果の計測後記 を復活させてみました。
今回の24時間レースでは自動計測システム RACE/EYE を用いて従来以上 のデータのサービスを行いました。 その内容は 1.リアルタイムの順位(カテゴリー別)を常にテレビ画面に表示 2.2時間毎の順位発表 3.各チーム毎のチームデータを計測テントにて公表 4.疾走方法のコンサルティングを計測テントにて行った 5.あらゆる情報を計測テントにて公表 6.レースの進行状態の予測 特に6は重要です。 RACE/EYE を用いると計測テントでは、常に次に入って くるチームの予測や、任意のチームが何時頃戻ってくるかを把握できる状態 にあります。 この事は、レースの運営を円滑にする事やレースの安全性を確 保する為に必要不可欠な機能といえるのです。 しかし、それだけではく、これらの貴重なデータは、これからのエンデユーロ を支える上で将来大きな意味をなすものと考えています。 なぜならば、エン デユーロにおいて、これだけ完全なデータがサンプリングされた事は過去には 無いからです。 前置きが長くなりましたが、今回は、実際の RACE/EYE のデータを完全公開し これらのデータを分析する事で、 『何が解るか』『何が変わるか』を考察します。
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このデータは、今回レースの上位4
チームのデータです。縦軸はラップ
タイム横軸は経過時間で、白線のみ
を見た場合ラップタイムの変化グラ
フという事になりますが、ここでは
他のチームとの比較を行うために、
緑の点での他チームのラップタイム
を表示しました。
時間が経過するにつれて緑の点の分
布が上に持ち上がり、環境の悪化
(夜と雨)とライダーの疲労を、う
かがい知ることができます。 レース
開始後5時間の時点で降り出した雨
は、10時間後の日没の頃には本降
りとなっていました。 もちろん、
これらは上位のスーパーライダー達
のデータですから、そんな環境の中
でも他と比較すると常に速いラップ
を記録している事がわかります。

これらの情報は、レース最中でも
計測テントで各チームの皆さんに
確認して頂ける設備となっています。

pic9 レース中、計測テントにチームの 状態を聞きに来た選手
環境の変化への対応 24時間レースでは、レース中に環境が大きく変化します。 変化要素は、 明るさ(夜と昼)、雨(いつも泣かされています)、気温(10度以上の差で した)、マシンコンディション、疲労、仲間割れ(中にはあるみたい)これら は大きく分けて、自チーム独自のものと他チーム全体にかかわるものとに二分 されます。特に全体に関わる環境変化は、ほとんどが予測可能で、これを利用 したレ−ス展開は事実上可能です。 チーム 0018 は夜に入ってから上位チームの中では一時記録が低迷しました。 環境変化への対応が他のチームよりもうまくいっていない様子だったのです。 たまたまその頃 0018 の面々が計測テントを訪れたので、『夜に対する対策に 甘い面が考えられる』とコメントしました。 具体的にはライトの明るさや、 走りにくい場所の情報が不足している事が考えられました。 3位だった0018 はその後 0050 を抜き去り、0034 に大きな脅威を与えました。 コース状況の把握 みなさんは、今回のようなレースをチームで走る場合、ライダーが周回交代 で走行するのと1人のライダーが連続で数周回するのとではどちらが有利だ と思いますか? その答えは RACE/EYE のデータがはっきりと物語っています。 答えは、1人で2周回以上走行する方が有利です。 その理由は、ライダーが変わると前の周回のコース情報が消えてしまうから です。 ある程度のレベルに達したライダーであれば、疲労によるラップタイ ムの低下よりもコース状況把握によるラップタイム短縮の方が上回ります。 証拠があります。 0034 のデータの赤くマークした部分を見てください。 時刻は明け方、同一ライダーが周回している様子が克明に現れています。 このライダーは速いだけではなく、極限的な疲労の中でも常にラップタイム が向上しているのです。 実は、明け方前 0034 も 0018 の様子を聞きに計測テントにやってきたのです。 0034 の驚異的走行は計測テントが、近づいてくる 0018 を振り切るためには、 速いライダーの連続投入しかないとコメントした事によるものでした。 これに比べて 4224 の終盤データではライダーの入替えを重視しており、 コース情報の把握が非効率的になったのではないでしょうか。 RACE RACE/EYE オフロードバイク・レースでの使用例 まとめ RACE/EYE を用いたエンデューロは、これまでにはない独自の世界です。 耐久レースと言うからには『監督』や『作戦』が重要です。 私自身も、24時間レースに携わった当初には、作戦等がどれほど大きく関係 するのかが分かっていませんでした。 なにせ、ライダーが力任せに完走する事 だけしか考えていないレースしか世の中にはないのですから。 今回わかった走行ノーハウは、今後のエンデユーロの作戦の基本となるものと 思っています。 将来は、各チームやライダーの各種特性値等も考案してゆく事 が可能になるでしょう。 例えばコース学習能力、環境対応力、それに持久力の データを分析できるようにしたく思っています。 それに合わせてレース形態を も進化させた新しいレース企画を行える点がエンデユーロ最大の魅力であると 考えています。 文章;SYSCOP 福田
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