Area Alarm 開発の背景



やはり事故が絶えない現場



   フォークリフト作業中に積み上げられた製品のダンボールを倒し下敷きになった

   作業員が死亡する等の事故が発生しているようです。 工事現場では大きな事故

   こそ減少傾向にありますが、小さな事故程度では下請け会社がひた隠しにする等

   は今でも当たり前のことのようです。



物と人との識別



   フォークリフト事故のような場合、赤外線やレーザーを使って何か近づいたら

   アラームが鳴るような装置であれば既に”高い値段”では存在するようです。

   しかし、物と人を識別するのは結構困難で、大掛かりな装置でもなければ高速

   で認識する事は不可能です。やはり小型の電波発信器を持つ方法が一番確かだ

   と結論したわけです。



赤外線やレーザーセンサーとの比較



   このてのエリア・センサーでは、赤外線やレーザーで人や物を認識する装置が

   発売されていますが、下図のような場合には赤外線やレーザーは不向きとなり

   ます。下図はパワーショベルの後ろ部分の事故を防止する装置を考えた場合で

   す。赤外線等では脇に入った作業員が認識できないので、複数の認識装置を

   取付ける等して対応しているようです。



     比較



電波法



   近年、携帯電話と心臓ペースメーカーの騒もあって強力な電波を使用する事は

   まかりならないと言う事になっています。  敷地内で使用する場合でも申請や

   免許が必要なものも少なくありません。



微弱電波



   電波法では、電波とは認められないレベルの微弱な電波です。これを用いるこ

   とで、発信器の電池寿命も延びる事になります。もちろん、申請、免許は一切

   必要ありません。



安定性



   はっきりいって 申請や免許が必要なくらいの強力な電波を使ったものや、

   非合法な装置と比べると信頼性は乏しい部分があります。

   例えば、反応距離がプラスマイナス1mくらいの認識誤差はしょっちゅう生じ

   るものと思われますが、L,M,Sの調整でカバーしていただくようお勧めし

   ています。



しかし、これしかない!



   電波法が改正される前までは、何種類か同種のものがあったようです。

   しかし、そのほとんど(多分全部)が非合法な装置となったのか、世の中から

   消えてしまっています。実は、私もこの相談を受けた時に初めは、どこかにあ

   ると考えインターネットを含めて探したのですが見つかりませんでした。

   そこで、はたと考え微弱電波を使った方法以外では、何かしらの問題が発生す

   る事に気が付いたのです。



普通はどんな風になるのか?



   信頼性を重視すると(必ず丁度5mの距離に近づくと認識する等)実際は使え

   ないものになります。調査した例では、人間が携帯する発振器はタバコ2箱分

   の大きさで電池が2日しかもたず、一台当り5万円以上の価格になったそうで

   す。

 

サイズと値段、実用性抜群のArea Alarmです。



                        御問い合わせ先    株式会社 シスコップ 担当  福田 

                           TEL 0427-74-0747  E-Mail;fukuda@syscop.com

   


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