1 “はり” のデータ
POCKYでは“はり”の全長、断面二次モ−メント、断面係数、材質、ヤング率、
許容応力を入力します。
2 断面二次モーメント
断面を無数の微小面積に分け1つの軸からの距離の2乗とその面積との積を
断面全部について加え合わせたもの。
POCKYでは断面形状を入力する事によって自動算出可能です。
3 断面係数
断面二次モーメントの値を、中立軸から外表面までの長さで除したもの。
POCKYでは断面二次モ−メントを自動計算した場合、同時に自動算出されます。
5 ヤング率
弾性限界内の応力とひずみの関係は σ(応力)=E・ε(ひずみ) で表される
がこのときのEの値を言う。 材料固有の値である。 材質をテーブルから
選択した場合自動決定されます。
6 許容応力
材料が使用に耐えられる力。 材料固有の値である。 材質をテーブルから
選択した場合自動決定されます。
7.材質名
材質名の初めにGが付いているものは、ガラス繊維強化を表します。
ABS = アクリル・ブタジエンラバー・スチレン共重合樹脂
PETFE = エチレン・4フッ化エチレン
PTFE = ボリテトラフロロエチレン
8 回転
入力角度によって反時計回り方向に多角形を回転します。
入力角度の単位系は DEG(度)で入力して下さい。
9 三点円
多角形の連続する3つの頂点を指定する事によって、その3点を通る円弧に補間
します。
10 固定支点の設定
構造物が溶接やボルト締め等によって完全に固定されている状態にある支点。
POCKYでは、はりの端点のみに固定支点を設定する事が可能です。
もし、はりの両端以外に固定支点を設定したい場合は、はりを2つに分けて
それぞれにシミュレーションを行って下さい。
11 回転支点の設定
上下左右方向には完全に拘束されているが、支点中心にはりを回転させる事はで
きる様な支点。 一般的には接合がされていない、はりを乗せただけのよ
うな支え方をシミュレーションしたい場合に用います。
12 ━━
両端自由支持を表します。 この場合、回転支点を2つ以上設定する必要があ
ります。
13 ┣━
左端固定、右端自由 支持状態を表します。
14 ━┫
右端固定、左端自由 支持状態を表します。
15 ┣┫
両端固定支持状態(両方が壁)を表します。
16 集中荷重の設定
はりの任意の点に、上方向から一定の荷重が掛かった(物を乗せた)状態を設定し
ます。POCKYでは集中荷重の総数、位置、荷重の大きさを連続して聞いてきます。
17 等分布荷重の設定
はりの任意の点から任意の点までの間に、均等に荷重がかかる状態を設定します。
POCKYでは等分布荷重の総数、位置、荷重の大きさを入力します。
18 せん断応力分布図とは
はりに対して作用する上下方向のすれ違い力のみを抽出し分布図としたものです。
19 曲げモーメント分布図とは
はりを曲げようとする力のみを抽出し分布図としたものです。
20 たわみ曲線とは
実際のはりのたわみ具合を表示したものです。
21 最大応力/許容応力について
最大応力= 曲げモーメントの最大値 / 縦断面係数
構造物の安全基準として使用可能な数値です。
実際の構造物の荷重が衝撃的に掛かる場合は30%を限界とすべきでしょう。
静荷重であれば90%を限界とし100%以上になると折れてしまう事になります。
一般的に安全率とは、この30%や90%の値を更に過酷な数値にするものです。
ちなみに、安全率50%で衝撃荷重が掛かる場合には15%が安全基準となります。
株式会社 シスコップ 担当 福田 TEL 0427-74-0747
fukuda@syscop.com
Last Updated - 01/04/06
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